薦田典佳 働くことが楽しめない原因を探る

薦田典佳 働くことが楽しめない原因を探る

今の仕事がつまらないので転職しよう、という選択は正解の場合もあれば、不正解の場合もあります。

転職をする前に、なぜ今自分は仕事がつまらないと感じているのか分析してください。なぜ自分が仕事を楽しめていないのか、その原因を探ってみましょう。

原因を理解し、原因を理解する事で、貴方の「仕事が楽しくない」という事を解消できる可能性がアップします。

「仕事がつまらない」原因を他責にしていないかの自覚

仕事がつまらない原因として、以下の要因が考えられるという方も多いのではないでしょうか。

  • 上司、同僚との人間関係に悩んでいる
  • 仕事内容に魅力がない
  • 成果に見合った待遇がない
  • 給料が安すぎる

実は「仕事がつまらない」という悩みの要因というのは、自分が悪くないという「他責」の考え方がすべて起因しています。

  • 自分は悪くない。
  • 自分には落ち度がない
  • だけど、周りや環境が悪く、自分自身が居心地が悪いと感じる。

このような他責の感情をもって現状に不満を持っている人の場合、自分自身の考え方を変えなくては、どんなに転職を繰り返してもまた同じような悩みに遭遇してしまうのです。

なぜならどんなに環境を変えても、自分自身の考え方の癖は変わっていないため、何かあれば自ら改善する事なく、成長しないからです。

似たようなシチュエーションに遭遇すると、すぐに他責の考えに至り、「自分は悪くないのに環境が悪い」というように周り原因を押し付けてしまうため、挫折しやすいのです。

仕事がつまらないから抜け出すには

つまり、仕事がつまらないという現状を抜け出すために、他責の考えが染みついている人が安易に「転職」という選択は正しくありません。

自分の考えが常に他人や環境のせいで自分には非がないと思っているのであれば、他責の考えを改めていかなくてはいけないのです。

今の職場で自分の改善すべき点が実は多くあるかもしれません。

上司、同僚との人間関係に悩んでいるなら、違う部署に異動してもらうように打診をしたり、なぜ上司や同僚から自分だけが嫌われてしまうのか、原因について自分に非はないか考える必要があります。

それをしないまま転職しても、人間関係の原因が自分にある場合また同じような悩みが生じます。

仕事内容に魅力がないなら、本当にその仕事に魅力がないのでしょうか? 世の中お金をもらえる、サービスとして成立するということは世の中のニーズにその商品やサービスが必要とされているからです。

自分がつまらない、魅力がないと感じる仕事に対して「好き」になれる点がないか、探してみたことはあるでしょうか?

成果に見合った待遇がない場合、では成果を出していないのに待遇が良い人はどういう人でしょうか? 必ず社内に自分よりも出世して待遇が良くなっている人はいるはずです。

その人と自分の違いについて考えてみた事はありますか?実は待遇が向上する人と、自分との間には何か足りない要素が本当にないでしょうか?

給料が安すぎる場合は、転職、資格取得、ダブルワークなどで給料を向上させるための努力を自分がやっているでしょうか?

同じ会社で同じ給料なのに、給料に対して不満を持っていない人もいるかもしれません。そう言う人と自分の違いは何でしょうか。

仕事がつまらないから安易に転職を考える人ほど、次の職場でも後悔しがちです。

仕事がつまらないと感じる原因に、自分の中に「他責」の概念がないか、まずはじっくり考えてみてください。

自分ばかりに責任をかぶせる必要はありませんが、他責ばかりの人間は結局環境をかえてもしばらくしたら同じような状況に陥ります。自らが変化し、考えを変えていかなくては人生は「楽しく」なりません。